ワンショット消費に思う事…
ワンショット消費に思う事…
最近、
若者の間ではワンショット消費なるものがファッションのトレンドのようだ。
「ワンショット消費」・・・その言葉の通り、1回きりの消費スタイルのこと。
ファッションアイテムを購入後、1回だけ着用してSNSに投稿し、メルカリなどのフリマアプリですぐに売るという一連の行為を指す。
引用元:FNN PRIME
この事について賛否両論の意見があるが…
数年前であれば、
「どんな手段であれ購買に繋がり、消費が拡大すればそれで良い」と言う
観点からただただ肯定していたと思います。
しかし
そこにサステナブルやエシカルと言う観点が加わると捉え方や感情が複雑に…
未使用であれ、1度2度着たものであれ棄てるのではなく、リセールされ、
必要な誰かの手に渡り、モノとしては循環されるのだから良いのではないかと
言う考えもできる。
もし
その循環が正当に行われ、消費も上がれば確かに間違えた手段ではなく、
インスタにアップする事で他者評価も上がり自己肯定感が高まればマインド的にも
成立するかもしれません。
実際のところ
否定して良いものか?肯定して良いものなのか?
判断がつかないと言うのが本音
では一体、何を思うところがあるかと言うと
番組が、東京・新宿区で10~30代の男女100人にアンケートしたところ、55%がワンショット消費をしたことがあると回答。若い世代の間で、徐々に認知されつつあるようだ。
引用元:FNN PRIME
めざましテレビの番組内の独自の調査で55%がワンショット消費をした事が
あると言う回答
あくまで新宿区の10―30代とごく限られた領域でのデーターとは言え
過半数を上回るのは驚きの数値
SDGs、エシカルやフェアトレードなどの認知度が上がらず、
エコ後進国と言われる中で、かなり告知に力を入れているのにも関わらず、
関心がその真逆にあるワンショット消費がこれほどの認知度と実行性の高さを
誇る事
単に消費志向や関心が高いから浸透したトレンドなのか?
その実態は単に
SNSで自慢したい。とかフォロワーやいいね!を増やしたい。
と言う衝動から来るものだとしたら…
エシカルやアップサイクルと言ったモノも
SNS映えして、評価してもらえて、自己肯定感が高まるものであれば、
認知度が急激に上がる可能性を秘めているのかもしれません。
否定や肯定の先にある心理の傾向を読み解けば、時代のトレンドとして
認識を高められ方法論が見いだせるのではないかと思いました。
若者の志向や動向に合わせた告知戦略がエコ後進国と言われる
日本の中で必要な要素だと考えます。
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