価格破壊は環境破壊

価格破壊は環境破壊

 

あらゆるモノが安くて簡単に手に入る国 日本

便利で不自由さなど感じる事など無い環境の中で見過ごしがちな
「安心、安全、安価」の裏側にある世界

 

今回は衣料品から少し離れ、食品についてのお話

 

私たちの生活とオランウータンの関連性

オランウータンの生息数が激減していると言う話題は度々報道されて
いると思いますが、その原因についての明確な理由をご存じの方は少ないと
思います。

 

森林伐採による生息域の減少が大きな原因と言う事は容易に想像する事が
できるかと思います。
その他にも密猟や森林火災など…

 

森林伐採の一つの原因として
私たちが日常生活に使用する食品や洗剤、化粧品などが関わっています。

 

オランウータンの生息するマレーシア、インドネシアなど遠くの東南アジアで
起こる出来事と私たちの生活は関連性のない事のように思いますが、
実は密接に関連しているのです。

 

お子様にとっても大好きなおやつの一つ
ポテトチップス

今では量販店に行けば、一袋80円もせず買う事ができます。

 

このポテトチップス
パーム油を使用して揚げられています。

パーム油は世界で最も生産されている植物油脂ですが、

この生産の為に熱帯雨林の森林が燃やされています。

 

「安く売りたい」、「安く買いたい」と言う裏側で起こる悲劇

 

安いからこそ大量に生産し、大量に販売する必要があります。

その歪みが森林伐採に繋がり、動物の居場所を奪う事になります。

 

それでも一袋80円の商品を手にしたいと思いますか?

もし値段が3~5倍したとしても
自然環境と労働環境そして生命を守る選択を選びたい。

 

衣料品、食料品やそれに伴うサービス
価格バリューよりもライフバリューに重視するそんな時代へシフトしていかなくては
なりません。

 

また
最近では誰でも簡単にネットショップを立上げ商品を販売する事ができます。
特別な知識が無くともスタートする事ができます。

 

しかし
スタートはできても販売を伸ばす事は容易ではありません。

 

結果的に商品価値を高める事より、価格を下げる方が容易に販売が伸びる為、
安売りしがちです。

 

特に日本より後進国で作られた商品や仕入れ商品を原価同等の薄利で
販売しているケースがあります。

 

これは顧客への最大のパフォーマンスではありますが、日本が後進国化
していく事を加速させます。

 

 

例えば
日本で小売価格2,000円として市場に売られていた商品を
平均賃金が日本の1/5程の賃金体系の国から1,000円で仕入れ、
小売価格1,200円で販売する。

20%の利益しかとらず、良心的ではないかと思われるかもしれませんし、
逆に今まで2,000円もしていたのが、高すぎると思われるかもしれません。

 

しかし
売価として200円の差しか無く販売されていれば、日本での物価価値は大きく下がります。
*厳密には原価に対して関税や輸入諸掛が掛るので、原価との差はもう少しあるとは思いますが…

もうその国との差は200円しかありません。

つまり
わざわざ激安ツアーで海外に行き、買い物に行かなくても日本にいながら海外商品を激安で買う事ができるのです。

 

もうおわかりかと思いますが、この状況になると当然、給与所得も後進国並みに
なっていきます。

 

余談ですが、東南アジアではどこの国でも足裏マッサージが有名です。
現地駐在していた頃、良く行った思い出があります。

 

タイでは400バーツ(約1,400円)
ベトナムでは250,000ドン(約1,160円)
 *2016年当時の記憶によると…

 

とても安い印象がありました。

一方
上海だと300元(約4,600円)だったかと思います。
高い印象ですね!

日本に帰任して国道沿いを走っていると激安マッサージ店の看板を
良く見かけます。

60分1,980円

 

*もちろん1万円を超える価格帯のところもありますが、同じ清潔さやサービスと言う前提での比較です。

 

すでに上海よりも安い価格帯ですし、
タイやベトナムとの差もなくなってきています。

 

上海ですら最低賃金が4万円/月に満たない最低賃金です。

その賃金体系の国よりも安いサービスを提供すると言う事はそれであられる
対価も同等になります。つまり私たち自身の賃金が4万円/月に満たないモノに
近づく事になります。

 

それだけではなく、商品を販売する為には
・販促費(商品を宣伝する為)
・商標や意匠登録
・商品開発
・商品検査
・倉庫費
など思いつくだけでもこれだけの費用が掛ります。
これだけの費用と時間を掛けて価格相場決められている商品やサービスを
いとも簡単に安売りする。

 

私も1人の消費者としては喜ばしい事ではありますが、この構造を知るだけに
決して本来の価値より安売りしている商品は手にしないようにしています。

 

そしてその事が環境破壊への歯止めを利かせるスタートになります

 

私たちWAcKAが行うアップサイクルは

お客様の作品作りに少しでもお力になれる様

軽くて、編みやすく、綺麗にあがるTシャツヤーン

の提供を優先にしておりますが、その事で犠牲や負荷を生み出さないことを
より優先した物作りを行いたい。

 

ここ10数年間時代を席巻してきたファストファッションも低価格、短サイクルの

ビジネスモデルに歪みが出始め、終焉を迎え様としています。

安さでは
景気だけではなく、生活そのものや未来の地球環境を守る事は出来ません。

 

全てにおいて持続可能なあり方を選んでいかなくてはなりません。

 

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