Tシャツヤーンはもはや時代遅れの産物?

Tシャツヤーンはもはや時代遅れの産物?

 

とても刺激的なテーマですが、

Tシャツヤーンを製造・販売する立場として受け止めないといけない現実

 

まずはいつも弊社

Tシャツヤーン

をご使用下さり、有難うございます。

いつもご利用下さる皆様は
編みやすさや軽さなど糸の特徴以外にも環境問題などWAcKAの活動に
共感下さり、ご使用頂いている事もあるかと思います。
今回の内容不快に思われるかもしれませんが、ご理解頂けると幸いです。

 

また
初めてお読み下さる方にとっても今回の内容は少しお見苦しいところもあるかと思いますがお許し下さい。

 

アップサイクルヤーンとして話題を集めたTシャツヤーン

 

わずか3年余りで衰退期に突入

 

ビジネスとしてTシャツヤーンを販売しているメーカーや企業は撤退を決断せざる
おえない状況まできているのが事実かと思います。

*海外メーカーは特にこの判断が早い、すでに撤退し始めていますね!

手芸店やホームセンターでも関連アイテムも含めて取り扱いが激減する事と
思います。

特にアップサイクルヤーンは本来の目的であった繊維廃棄物削減と言う取り組み
そのものが日本市場に限っては忘れ去られていると言う悲しい現状

 

そして激化するロシアヤーン価格競争

 

Tシャツヤーンやファッションに限らず、一発屋的要素の高い日本市場

 

一時的なブームの移り変わりは他に類をみないほど加速します。

そして急激に下がる価格

 

どんな商品でも
ブームになると供給が追い付かないほど、販売が伸び、
在庫が追いつかないので更に価値観が増します。

 

この時期を越えると
同じ様な商品が大量に出回ります。

*まさに現状のタピオカブームがそれにあたります。
現在は高値で価値観をキープしていますが、これから店舗数が
増えれば価格競争が激しくなり、ドンドン安くなります。1年もすれば飽きられて閉店ラッシュと
なる事が予測されます。

ブームが過熱するアイテムこそ短命に終わる事が多いですね!

 

供給が需要を上回ると価格が下がり始め、どんどん安価盤が出回ります。
*在庫過多になると安売りして回転率を上げ、現金化せざる追えない為

 

安価盤が出尽くすと既存商品内で価格競争が発生し、更に価格が下落

価格下落と共に始まるのが価値下落(2019年上期ですでにこの状況)

そして低価格が故に大量消費が始まり、いずれ大量廃棄が始まる。

 

それだけではありません。

売れないが為、仕入れ価格を安くすると言う段階に突入します。

 

そうなると
・粗悪品を使い始める
・労働搾取が行われる。
・環境に配慮した生産が行われない。

 

などの社会的、環境的な問題を含むようになります。

 

一度、過当競争の渦に巻き込まれると元に戻る事は至難の業です。

 

また消費者目線からみると価格が下がるので喜ばしい事かと思われるかと
思いますが、

気づかぬ内に粗悪品をつかまされ、
気づかぬ内に環境負荷、労働負荷に加担させられます。

 

Tシャツヤーンに限って言えば、
あくまでTシャツヤーンはバックやポーチを作成する為の材料でしかありません。

その材料が下落した価格帯でSNS上で公然と安売りされていれば、
Tシャツヤーンを使用したバック等の商品付加価値も下落します。

 

もちろん糸自体が安価で出回るとその数同等の作品が安価で出回ります。

 

そもそもハンドメイド作品は日本では高値が付け辛い状況下にある為、
更に悪化に拍車を掛けます。

 

ハンドメイドの価値については過去のブログで個人的見解を記載しております。
ご興味ございましたらこちらをご覧下さい。

 

もう一つ考えて頂きたいことがあります。

販売価格が300円-500円下がった場合、購入されるお客様が300円-500円お得に買えます。

 

ではこの場合誰がその損失を補填するのか?

 

結果的に

合理的な手段ではなく、単に交渉ごととして値下げする行為はより製造側に
負荷がかかります。

また
日本人から見た300-500円と後進国での300-500円や
購入側から見た300-500円と生産側で見た価格価値は大きく異なります。

 

もちろん生産側で全てを補填する訳ではありませんが、その負担の大きさは私達消費者が想像する以上だと思います。

この積み重ねが労働問題へと繋がり、損失補填の矛先は常に労働者へと向きます。

生産者と消費者の両面にとってバランスのとれたメリットがある事こそ
フェアトレードです。

一方だけ得をする方法論は選択するべきではありません。

 

私たちWAcKAは衰退し、価格競争が激化している現状においても
価格を下げるのではなく、価値を高める選択を選びます。

 

またその事に1人でも多くの方々が共感してくれる限り、
その方々の作品価値を高める努力を惜しまず、品質レベルを下げる事なく、
また生産に携わるすべての方の雇用促進と自立支援を維持します。

 

もちろんお値段をお安くするための施策は企業努力として行います。
但し
・生産性の向上
・ロス率の削減
・稼働率

と言う3つの軸での改善での価格ダウンを図ります。
この方法が合理的かつ合法的な方法だと思っています。

 

・資材や材料を安価にしたり
・労働工賃を下げたり
と言った方法での価格ダウンをするつもりはありません。

 

このような方法はお客様には喜んで頂けるかもしれませんが、
労働負荷や環境負荷が掛ります。

ましてや労働や環境に負荷が掛っている意識もなく、ただただ顧客獲得や
ファン作りをする目的のみで価格破壊を行う事は環境破壊のみならず
経済も破壊する原因になります。

 

そしてその事は必ず私たちや皆様にも大きな痛手として戻ってきます。

 

価格の安いモノを多く売るのではなく、
価値あるものを価値を理解下さる方々に少量ご使用頂く選択を選びます。

 

この選択は
日本においていずれ必要不可欠となり、多くの方に理解を得られる方法だと
信じています。

なぜならばこれから日本は人口減、少子高齢化に向かいます。
消費人口が低迷する中で薄利多売のマスプロダクションモデルが成功する可能性は限りなく低いからです。

 

最後までお読み下さり有難うございます。

賛否両論あるかいと思いますが、WAcKAの想いとしてご理解とご共感を
頂ける事を願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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