Tシャツをアップサイクルした世界で唯一のTシャツヤーン
2020/03/03
Tシャツをアップサイクルした世界で唯一のTシャツヤーン
世界中にはTシャツヤーンと呼ばれる手芸糸が数多くあります。
Tシャツヤーンと呼ばれているので、皆さんはTシャツから作っていると思われているかもしれませんが、一般的にはTシャツに使用される生地=Knit生地を使用して作られた手芸糸を指します。
生地製造工程ではガミング反と言われるパンの耳ならぬ生地の耳部分が存在します。
従来その生地の耳部分は使用される事なく、棄てられていました。
環境的な観点から手芸糸として活用しようとスタートした活動がTシャツヤーンの始まりまです。
WAcKAでもiTToと言うブランド名で販売されているものが、その手法により作られた糸になります。
元々、裁断している糸を再利用する為、手芸糸にする為の工程が少なく済む為、
比較的低価格で提供できるのがメリットになります。
私たちWAcKAで取り扱う手芸糸の中で、特徴的であり、世界で唯一の存在が
iTTo 和/染
このシリーズはホントにTシャツからアップサイクルされた世界で唯一のリアルTシャツヤーンです。
こちらの1巻きでそれぞれTシャツ1枚分
Tシャツの種類やサイズにより、異なりますが、基本的には1巻き約120mの糸を作るのに8枚のTシャツを必要としています。
なぜわざわざTシャツを使用するのか?
手芸糸を作るのであれば、わざわざTシャツを使用しなくても、一から作ればいいのではないか?
そう思われる方も多いかと思います。
現在日本では1年間に40億着の衣料品が供給され、その内、10億着以上は誰の手元にも届かず、店頭にも並ばず、倉庫に眠らされ、そのまま廃棄されています。
全体の約25%が新品のまま廃棄されています。
明らかな供給過多であり、過剰供給状態
これらは単に棄てられるだけであれば
・廃棄される際に生じる二酸化炭素排出による環境汚染
・枯渇する資源の無駄使いが発生
少なくとも大きく分けて2つの問題が発生します。
棄てられる資源を有効活用する事でこれらの問題が軽減されます。
しかしながら、私たちがアップサイクルする事で解決できる量ではありません。
大切な事はこう言った事実を少しでも知って貰い、ファッションの選び方、扱い方そしてライフスタイルのあり方を見直してほしい、そう言う思いで、Tシャツをアップサイクルしています。
ストーリー性だけではない品質への拘り
こう言った背景があるので、お情けや同情で商品を手にとって貰おうと言う気はなく、
商品作りにも拘りを持って取り組んでいます。
Tシャツと言えどもその種類は様々
・綿、ポリエステル、アクリルなど様々な素材が存在します。
*基本的には綿 100%しか使用しません。
・綿花の違い
・紡績方法の違い(リングスパン・オープンエンドなど)
・糸番手の違い(糸の太さ)
・編み機の違い
・編み密度の違い
大きく分けただけでもこれだけ種類の違うTシャツが存在します。
これらをある一定の統一した種類に分類する事で1玉の中での個体差を無くします。
Tシャツから手芸糸に変わった瞬間
色合いの持つイメージで使用するTシャツの差材感を分けています。
濃色(迷彩、デニムなど)は堅い素材感のTシャツ
淡色(レインボーやグラデカラ―ばど)柔らかい素材感のTシャツ
この部分の地味な作業が編みやすさ、使いやすさ、そして仕上がりに繋がります。
編み物をされる方にとって使いやすいモノでなければ、
それはアップサイクルしたゴミを生み出すだけです。
私たちが社会的課題を解決する為には皆様にお使い頂ける商品を提供できなければ意味はありません。
世界で唯一の手法で生み出されたTシャツヤーンはストーリー性だけではなく、実用性においても自信を持ってお届けできる糸です。
また日本国内で日本製で製造して為、日々、改善を行い、成長する事ができます。
現在、オンライショップでは春休みキャンペーンを実施しております。
少しだけお買い上げ頂けるこの機会にぜひお試し下さい。
春休みキャンペーン詳細はこちら
皆様のご来店お待ちしております。
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