ファッション産業の隠された廃棄ロス
2024/01/16
ファッション産業の隠された廃棄ロス
食べ物にも
食品ロスとフードロスがあるように、ファッション産業に
同じような...
「食品ロス」とは、本来食べられるのに捨てられてしまうロス
「フードロス」は、生産・収穫、輸送、製造・囲う・包装までの間で廃棄されてしまうロス
食べ物で言うところの「食品ロス」は、ファッション産業の中でも大量廃棄問題として、日本でも問題視され始めているし、EUでも法律で衣料品廃棄が禁止になる流れはあるけど、食べ物での「フードロス」に当たる、つまり製造工程におけるロスは、日本ではまだまだ話題として取り上げられていない。
製造現場にいた立場から言うと各製造工程においてかなりの製造ロスが発生している。
作る商品や作る量によっても異なりますが、紡績、染色、編み立て、裁断、縫製、検品など各工程で発生するロス率は、「えっ そんなに!」と驚く数値です。
公表するのは、控えますが、もし興味ある方は、直接DMで、お問合せ下さい。
こんなにもロスが発生するのに、そして出来上がった商品もこんなに大量に廃棄されているのに...
なぜ作り過ぎるのか?
その原因は色々あるし、複合的な問題だけど、私達、消費者として改善できる事はあると思う
それは「求め過ぎないこと」だと思う
どんな産業でも消費者ニーズで、ビジネスが成り立つ
綺麗な言葉で言うと「消費者の多様化」だけど、言い換えれば、「消費者のわがまま」な訳で...
で!
このわがままは、自分がサービスを提供する側になった時には、対応せざるおえない訳で...
消費のわがままに適用する為に無駄に作り、無駄に捨てる。
もちろん作る側としても販売機会損失を、減らしたい。と言う意向もあるけど、消費者として「多く、早く、安く」という欲求が、増えれば増えるほど、社会問題が増える。
その欲求が減れば、自分がサービスを提供する側に立った時も求められなくなる訳で...
物を作るにしても、食べ物を作るにしても
消費者としては、最終完成系しか目にすることがないと思うけど、その工程で生まれるロスにも着眼していく必要性があるかも知れませんね!
〜@wacka_upcycle〜
バングラデシュやベトナムでの体験や
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