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低価格・大量生産で得た物とは?

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低価格・大量生産で得た物とは?

低価格・大量生産で得た物とは?

2025/01/09

低価格・大量生産で得た物とは?

 

 

 

たまに思うことがある

こんなに物があり余り、たくさん捨てられ、いらなくなれば、途上国に支援という名のもと送りつける。

 

それでも新しい商品はどんどん作られ、新しいサービスや企業がどんどんできては、

無くなっていく。

 

 

結局、必要な量に対して、商品やサービスが多すぎる。それに対して企業数も多い

 

もはや適正ではないから、適量を作ることができなくなっているのではないかと...

 

そもそもの社会構造を転換しなくては、根本的には何も解決しないのではないかと...

 

 

確かに途上国で大量生産する事で、商品は安くなり、使い捨てのように扱っても一時的には痛くも痒くもないが、結果的には、低収入を掴まされただけ!

挙句の果てには、低価格の商品を選択するしか?術がなくなってしまった。
つまり一部の人を除いて、貧困化してしまった。

 

一方で、ゴミ処理に掛かる税金が年間約2兆2,560億円使われています。
これを年間1人当たりでみると、18,800円となります。
つまり1年間で1人18,800円を負担することになります。

 

4人家族だと75,200円の負担

 

大量廃棄・使い捨て文化は手に取る時は安いように感じますが、結局、違う側面で負担が増えているとも言えます。

 


結局は、安さを大量に消費する事で、何の恩恵も受けれなかったという結論なのかもしれません。

 

 

1. 経済成長モデルの限界

現代の社会は「経済成長」を中心に構築されています。
企業は常に利益を追求し、新しい商品やサービスを市場に投入することで消費を促進します。
この成長モデルが前提となっているため、「有り余るほど物がある」という事実が見過ごされるのです。

解決の方向性
脱成長(Degrowth):経済成長を目的とせず、持続可能性や人間の幸福に重きを置く経済モデルを目指す。そもそも現状が成長しているのは疑問ですが...


循環型経済:物を作るよりも再利用やリサイクルに重点を置き、廃棄物を最小限にする仕組みを構築する。

2. 労働観の見直し

低賃金で長時間働くことが求められる背景には、「仕事をすることが人生の中心であるべき」という古い労働観があります。
しかし、物が十分にある状況で、この働き方を続ける必要性は薄れています

解決の方向性
基本所得(ベーシックインカム)の導入:最低限の生活を保証する仕組みを導入することで、不必要な労働を減らし、自由な時間を増やす。
憲法で保障されている健康文化的な最低限の生活も危うい現代社会。何より恐ろしい事は、その権利すら知らない、気付かない、主張しない情弱性にあります。


 ・労働時間の短縮:テクノロジーの進化で生産性が向上している現代では、週休3日制や短時間労働の普及が現実的です。

サステナブルな社会実現のためにより現場に近い人の労働負荷は増しているという矛盾を解決しないといけない。

3. グローバルな不均衡の是正

「古着を他国に押し付ける」という状況は、先進国が大量消費を続ける一方で、発展途上国がその廃棄物を処理するという不均衡を象徴しています。これは、グローバル経済における資源の偏在や環境負荷の押し付けを表しています。
 

    なぜ途上国に古着は送り続けられるのか?



解決の方向性
公平な貿易と資源配分:先進国と途上国の間での持続可能な貿易を促進する。


消費の削減:大量消費社会から脱却し、必要なものを必要な分だけ消費する「ミニマリズム」の普及。


4. 社会構造の転換

これらの問題を根本的に解決するには、社会全体での価値観や仕組みの転換が不可欠です。
特に、「物質的な豊かさ」」「競争」から精神的な豊かさ」「共創」へとシフトする必要があります。

具体的な行動

教育の変革:環境や持続可能性についての意識を高める教育を行う。


地域コミュニティの強化:ローカルなつながりを活用し、消費や生産を地域内で完結させる仕組みをつくる。


大量生産・大量消費に依存した社会構造を維持することは、環境的にも倫理的にも限界があります。

 

「これ以上新しいものを生み出す必要はない」「過剰な労働は不要」という視点は、持続可能な未来に向けた重要な問いかけだと思っています。

これを実現するためには、経済システム、労働観、グローバルな価値観の転換が不可欠であり、そのための社会的合意と政策を必要とします。

 


 「安物買いの銭失い」に陥ってしまった現状に疑問を抱くのであれば、何かしらのアクションが必要です。

 

@wacka_upcycle
WAcKAでは、バングラデシュやベトナムでの駐在体験や繊維産業や社会福祉と関わりながら、感じたことを発信しています。

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