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「報連相」が大事と言われながら、それができない職場 ~人間関係こそが人生を決めるという話~ 「社会人の基本は“報連相(ほうれんそう)”です」 日本で働いていれば、誰しもが一度は耳にしたであろう言葉。報告・連絡・相談は、職場の円滑なコミュニケーションのために不可欠だ——まさに働く上での“常識”とも言えるこの価値観が、あまりにも強調されてきたがゆえに、ちょっとした違和感も生まれている。 「え?報連相って、そんなに大事にされてたっけ?」 そう感じたのは、ある会社員の本音だった。「報連相しろ」と言われ続け

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「報連相」が大事と言われながら、それができない日本の社会  ~心理的安全性の欠落~

「報連相」が大事と言われながら、それができない日本の社会  ~心理的安全性の欠落~

2025/07/20

「報連相」が大事と言われながら、それができない日本の社会
 ~心理的安全性の欠落~

 



「社会人の基本は“報連相(ほうれんそう)”です」

日本で働いていれば、誰しもが一度は耳にしたであろう言葉。

 

報告・連絡・相談は、職場の円滑なコミュニケーションのために不可欠

 

まさに働く上での“常識”とも言えるこの価値観が、あまりにも強調されてきたがゆえに、ちょっとした違和感も生まれている




皆さんも一度は感じたことがありませんか?

「報連相しろ」と言われ続けてきたはずの職場なのに、いざ報告すれば

 

機嫌を損ねる上司

相談すれば「自分で考えろ」と冷たくあしらわれる

忙しいと取り合ってもくれない
否定しかされない。でも代案やアドバイスもされない。



結果として、誰も何も言わず、ただ“空気を読む”だけの組織ができあがっていく。



口では「報連相が大切」と言いながら、それを実行できる心理的余裕も、関係性の土台も欠けている日本の職場。

 

この矛盾を、少し立ち止まって見直す必要があるのではないか?

 

 

何しろ私自身が、かつてその典型的な人物像だった。

 

 

お恥ずかしい話

怖いと印象付けておけば、人は動くと思っていました。

 

 

「報連相」ができないのは、社会人失格と言いながら、「報連相」をできる関係性を築けていなかった。

 良い事しか報告されないから、すべてが円滑に進んでいると思い込んでいたら、多くの部下が、大きな爆弾を抱えながら、日々ストレスを抱えながら業務をしていた。

結果、爆発してから知る事になる。そうなると真っ先に出る言葉が、「なぜ報告しなかった」になる。
 

 

    しなかったのではなく、させなかったのだ。

 



「人間関係が人生を決める」──ハーバードの研究が示したこと

 



ハーバード大学が実施している「成人発達研究(Harvard Study of Adult Development)」は、1938年から80年以上にわたって続く、世界的にも稀な長期追跡調査

 

被験者の中には、のちの大統領ジョン・F・ケネディも含まれていたそうです。

 

研究の目的は、ただ一つ。
「どんな人生を送ると、幸せで健康な老後を迎えられるのか?」



キャリア、収入、健康状態、家庭環境、社会的地位など、あらゆる要因が長年追跡されてきた。

 

 

そしてその結果、非常にシンプルで力強い結論が導かれた。

「良好な人間関係こそが、幸福と健康のもっとも重要な鍵である」



収入の多寡や仕事の成功よりも、信頼できるパートナーや仲間とのつながりが、心身の健康に圧倒的な影響を与えていたのだ。

 

逆に、孤独や不安、誰にも本音を話せない環境は、喫煙やアルコール以上に寿命を縮める。

この結果は、単なる家庭の話ではない。

職場という組織の中でも、人間関係の質が生産性や健康を大きく左右していることを示唆している。

 



日本企業に蔓延する「報連相の罠」

この研究結果を、日本企業に当てはめると...

報連相が大切だとされる背景には、「チームで動く」「情報共有を重視する」「問題が起きたときに早期に対処する」といった合理的な理由があるはずだ。

しかし、実際にはこうした“正論”が、現場の現実とは大きく乖離している。

 



◆ なぜ報連相ができないのか?
        • 失敗報告=評価ダウンの構図
        • ミスを報告すると怒られる。「なぜもっと早く言わなかった」と言われるが、

           早く言っても結果は同じ。
        • 相談=無能の証明?
        • 自分で考えろ、自主性が足りないと言われる。でも勝手に判断して動くと、

        「なぜ相談しなかった」と怒られる。
        • 上司の機嫌に左右される空気
        •  話しかけづらい、顔色をうかがう。報告も連絡も“タイミングを読む”技術勝負。

 

 

   部下が上司の顔色を伺うより上司が部下の顔色を伺う組織であるべき

 

 

 「報連相」がなくても

何か?悩みを抱えているのではないか?
 

そんな部下の顔色を敏感に察知し、上司から声をかける。

 

それが本来の人間関係の構築だと思うし、組織マネージメントだと思う。
(自戒の念を込めて...)



しかし現実的には

報連相は“コミュニケーション”というより、“地雷回避のテクニック”を磨いているだけになる。



 「報連相しろ」という指示はしているのに、それを安心してできる関係性や心理的安全性を、組織がまったく保障していないという矛盾が、根本にある。

 

 

よくありがちなのは、「報連相」をする機能だけを用意する。


しかしシステム的な機能が存在していても、心理的安全性なき報連相は機能しない



Googleが社内調査で明らかにした「効果的なチームの条件」の中で、最も重要とされたのが心理的安全性(Psychological Safety)だという

 


これは、「自分の考えを発言しても否定されたり恥をかいたりしない」と感じられる状態のこと。

 

報連相とは、まさにこの心理的安全性があってこそ機能するコミュニケーションのはずだ。

「相談されたくない」「ミスを報告されると不機嫌になる」


そんな態度を取る上司が、部下に「なんで相談しないんだ」と怒


これはもう、“詐欺”に近い。

 

 これは親子関係や教育の中でも先生と生徒の関係も同じ



会社は“関係構築”をコストではなく投資とみなすべき

人間関係は「余裕があればやればいいもの」ではなく、「最も重要な土台」である。

にもかかわらず、定例ミーティングを削り、雑談を“無駄”と見なし、関係性の構築をおろそかにする組織が、あまりに多い。

しかし、

ハーバードの研究が示したように、人はつながりの中で最もよく働き、最も健康を維持できる。職場もまた、例外ではない。
        •  雑談の時間を設ける
        •  感謝や賞賛を言葉にして伝える文化をつくる
        •  関係性の良し悪しを人事評価に反映する



これらは、短期的には生産性に見えないかもしれない。

しかし、信頼と安心のネットワークこそが、長期的には離職率を下げ、創造性を生み、エンゲージメントを高める。



本当の「報連相」が根づく組織とは?



「報連相しろ」と言う前に、その前提となる人間関係が築かれているか?

その問いに答えられない企業は、報連相を社員に強いる資格はない


人と人との信頼がなければ、報連相はただの“恐怖の連絡手段”でしかなくなる。

私たちはもう一度、“人間関係”の重要性に目を向けるべき時にきている。


仕事の成果よりも、地位よりも、スキルよりも、人とのつながりこそが、私たちの人生と健康を形作っているのだから。

 

 

 ほとんどの時間を働く事に費やさないといけない社会環境の中で、良好な人間関係が気づけていないことほど、地獄はありません。

 

 

 ほんの少しでも「人間関係の構築」に時間とコストをかけてみませんか?


 〜@wacka_upcycle〜
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繊維産業や社会福祉と関わりながら、感じた事を発信しています。
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