衣類洗濯によるマイクロプラスチック流出量が恐ろしい事に!
2020/01/10
衣料品によるマイクロプラスチック流出量が恐ろしいことに!
皆さんは私たちが毎日着用する衣料品から海洋汚染の原因とされるマイクロプラスチックが排出されている事はご存知でしょうか?
もちろんすべての衣料品から排出されるわけではありません。
合繊繊維と言われる石油由来の繊維から排出され、ポリエステル、アクリル、ナイロンなどが該当します。
中でもポリエステルは衣類の60%に含まれていると憶測されています。
製造の際にも環境負荷が掛っていて、綿製品のおよそ2-3倍の二酸化炭素を排出します。
洗濯によるマイクロプラスチック流出量は年間50万トン
その量はペットボトル500億本の量と同等
引用元:businessinsider Japan
世界中のペットボトル消費量は4,800億本(2016年時点)
引用元:プラなし生活
日本で1年間に生産される飲料水用ペットポトルの本数は230億本
その内、約1割が未回収
1割と言えども26億本
引用元:プラなし生活
これはあくまで仮説ですが、
河川での回収ゴミの上位にはペットポトルがノミネートされている事から、未回収の1割が河川や海に流れているとした場合、この1割を世界の数値にも同様に当てはめて考えると4,800億本の1割つまり480億本
海洋ゴミとして流出されるペットボトル480億本に対し、衣類の洗濯より排出される量が500億本相当
つまり衣類から流出されるマイクロプラステックの方が海洋汚染に影響を及ぼしていると言う見方ができます。
またペットボトルは固形物なので取り除く事ができる可能性がありますが、
生分解されないプラステックの微細な粒子は海中で分解されず、取り除く事もできない。
ペットボトルをマイボトルに!
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プラスティックストロー廃止に!
と言う流れになっていますが、
本来、優先的に見直さないといけないのは衣料品への取り組みではないでしょうか?
そしてもう一つ興味深く、認識しておくべき事実は
2000年から2014年にかけて衣料品の生産量が2倍に増加したと言われている。
同期間の繊維素材の需要動向を見てみると
天然素材はほぼ横ばいに対して、合繊繊維は毎年平均5.8%増している。
つまり倍増した衣料品生産枚数の大半が合繊繊維で伸びている。
大量生産・大量廃棄が問題だとされているが、その廃棄される中身の質にも大きな問題があると言える。
現時点、
どのような手立てで改善に向かうべきか?結論付けるのは難しい事だけど、
今は事実を知った上で、どちらの選択肢を選ぶべきか?
多くの方に真実を知って貰った時、消費動向がどのように変化していくか?
その動向でしか未来の姿を変える事ができません。
日本で1年間に消費される一人当たりの消費量は183本だそうです。
年間でそれぞれがたった3本を我慢するだけでも、3億7千9百50万本のペットボトルが削減されます。
決して大きな努力が必要な訳ではありません。
みんなで少しずつ努力すれば、大きなインパクトに繋がっていきます。
衣料品についても同じです。
まずは商品を消費する際、使われている素材が何なのか?興味を持つところから始めてみては如何でしょうか?
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