ポリエステルの服は洗濯だけではなく、着ているだけでも、マイクロプラスチックを放出している?

ポリエステルの服は洗濯だけではなく、着ているだけでも、マイクロプラスチックを放出している?

 

 

日々、更新される情報の中にはこれまでの常識を覆すものもあります。

 

先日、たまたま目にした記事に衝撃を受けました。
TwitterにUPしたところ、反響もあったので、改めて…

 

 

これまではポリエステルなどの石油由来の合成繊維は洗濯する事により、マイクロプラスチックが発生するものだと思っていました。

 

*この事についての詳細はこちら→

・衣類洗濯によるマイクロプラスチック流出量が恐ろしい事に!

・衣料品大量廃棄社会 廃棄の中身にも注目すべきでは?

 

今回は新たに着用するだけでも、マイクロプラスチックが放出されていると言う。

アクリル、ナイロン、ポリエステルなどの合成繊維でできた衣服を洗濯すると、何十万ものマイクロプラスチック繊維が引きはがされてしまいます。最近の研究によると、合成繊維の衣服を着ているだけで、洗濯するよりも多くのマイクロファイバーが放出される可能性があるそうですよ。

Environmental Science and Technology誌に発表された研究結果によると、ポリエステル製の衣服を着て、ただ普通に生活するだけで、数時間もすれば洗濯するのと同じ量の繊維汚染が発生してしまうのだとか。

研究論文の筆頭著者で、イタリアの高分子・複合材料研究所の研究者であるFrancesca De Falco氏は、声明でこう述べています。

水と大気、それぞれに合成繊維がバラまかれている証拠はたくさんあります。なので私たちは、衣類からその両方に放出されているマイクロファイバーについて、同時に研究することにしたんです。

引用元:GIZMODE

 

 着ているだけで、洗濯の3倍以上の量を放出している。と言う

 

研究では、4種類のポリエステルと、ポリエステルを混合した衣服を対象に調べました。摂氏40度のぬるま湯で衣類を一つ一つ洗って繊維の放出量を測定したところ、1gあたり700〜4,000個のマイクロファイバーが、一度の洗濯サイクルではがれました。

また、研究チームは4つの衣服の複製を着たボランティアたちに、日常生活と同じような動きをしてもらった結果、わずか20分で1gあたり最大400個のマイクロファイバーが空気中に放出されることがわかりました。つまり、ポリエステル製の服を着て通常の生活を3時間20分続ければ、4,000個のマイクロファイバーが放出され、洗濯時に水を流すのと同じくらいの汚染が生じるというわけです。もっと大きなスケールで考えると、平均的な人は洗濯によって毎年約3億個のポリエステル繊維を放出し、ポリエステル製の衣服を着るとその3倍の繊維を放出
引用元:GIZMODE

 

何となく、今話題になっている受動喫煙とダブってしまいました。

マイクロプラスチックが人体に及ぼす影響は定かではありませんが、着用するだけで大気や水に影響を与えるとするならば、着用している本人だけではなく、他社へも影響を与える受動環境汚染と呼べるかも知れません。

 

ここで少し疑問に思うのは、
衣料品は着ているだけでマイクロプラステックを放出するのであれば、その他、石油由来の製品からも使用しているだけで放出されているのではないか?

ストロー、ショッピングバック、ペットボトルなども海洋汚染への影響があるとして使用の見直しをしていますが、これはあくまでもゴミとして海や川に棄てられる事による影響だと認識していますが、これば使用しているだけで放出していると言うとまったく違った話になる思います。

今のところ、
それを示す根拠となる資料はないので、何とも言えませんが、衣料品から放出されるのではあれば、同じ様な気がします。
繊維製品の場合はFiber状になっているので、より微粒子が放出しやすいのかも知れません。(根拠のない主観です。)

 

 わたしたちの持っている知識や経験は様々な要因で大きく覆る事があります。

いまでこそ、ストローやショッピングバック、ペットボトルなど製品に環境的な側面から配慮がなされる様になりましたが、ほんの5年前には話題にも上がりませんでした。

 その観点から見れば、わたしたちが事実として知らないだけで日常で使う多くの製品や食品には人体や環境へ影響を及ぼすものがまだまだ多く潜んでいるのかも知れません。

 

 わたしたちは今、世界中で新しいウィルスの脅威にさらされています。
事態が終息し、アフターコロナと呼ばれる時代を迎えた時、働き方や生き方そのもの、そして価値感も大きく変わる可能性があります。

 衣や食に関しては経済的なダメージからより一層、価格偏重主義が加速する可能性が否めませんが、本当に良いものとは何か?この機会に改めて考えてみたいと思います。

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