Tシャツヤーンてなに?
2019/05/03
Tシャツヤーンてなに?
Tシャツヤーンをすでにご使用の方には馴染みのある言葉ですが、
まだまだ世の中では聞きなれない言葉です。
アパレル関係の知り合いの中では
未だ結構新鮮に聞こえるワードだったりする様です。
「Tシャツヤーンてなに?」と言う素朴な疑問から興味はあるけど、
詳しくわからないと言う方々に今回は解説できればと思います。
TシャツヤーンはTシャツ+ヤーン(糸)からできた造語です。
Tシャツとヤーン(糸)と言うまったく異なった言葉どうしが連なった言葉。
知らない人からすると???ですよね!
イメージとしてはTシャツから作られた糸と言う事ですが、
実際は
Tシャツに使用される生地を使用して作られた糸になります。
廃棄されるTシャツから作られたTシャツヤーンは
世界で唯一WAcKAが提供するiTTo 和/染だけだと思います。
*iTTo 和/染の詳細はこちらより
世界でたった1つのリアルTシャツヤーンです。
始まりはアップサイクルヤーン
Tシャツヤーンを一躍有名にしたのはHoookedのZpagettiでしょう!
Tシャツヤーンの代名詞とも言われていて、
Tシャツヤーンと言わずズパゲッティと総称する方も多いかと思います。
私自身も企業理念に共感できる部分が多いので素敵な会社だと思います。
ズパゲッティの場合は
Tシャツヤーンの中でもアップサイクルヤーンに属します。
アップサイクルヤーンとは・・・
生地の製造行程で発生する生地端材より生産されています。
生地を製造する際、生地の両端は切り落としてしまいます。
日本ではガミング反や生地の耳と言われています。
従来は繊維廃棄にしかならなかった部分を
再活用することで環境貢献しようと言う素晴らしいアイデアから生まれたものです。
*画像はガミング反や生地の耳と言われる状態です。
これを編み物用の糸にしていきます。
あくまで廃材をアップサイクルした物なので、
「重い、生地幅不均等、編みづらい、再販出来ない」
と言ったデメリットが生じます。
WAcKAが取り扱うiTToも同じくアップサイクルヤーンに属します。
iTToのご購入はこちらより
進化したファブリックヤーン
もはや日本ではこちらが主流になりつつありますね!
代表的なのがロシアヤーン
アップサイクルヤーンのデメリットであった
「重い、生地幅不均等、編みづらい、再販出来ない」と言った点を
全てクリアーにし、
「軽い、生地幅均等、編みやすい、リピート可能」を実現しました。
従来はザクザク編むと言う事が主流でしたが、
現在は綺麗に編むと言う風にニーズが変化しています。
じつに日本らしいニーズの変化、進化ですね!
WAcKAでは
従来のアップサイクルと言う哲学を優先にしながら、
より編みやすく軽い糸を提供し、あくまで環境貢献、社会貢献をするツールとして
存在できればと思います。
Tシャツヤーンを使ってバックやポーチを作ってみたい!
でも
種類がいっぱいあって何を使えば良いか?良く分からないと言う方は
こちらを参照下さい。
Tシャツを愛し、Tシャツに愛された男
繊維業界に長年勤め、
バングラデッシュやベトナム駐在を経て、
環境問題や社会問題に関心を持ち、
現在の活動をスタート。
マスプロダクションと安さ依存からの脱却を
アップサイクルを通して実現を目指す。
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