2022年4月24日に伝えたいこと【アップサイクルヤーンiTTo 世界で唯一のリアルTシャツヤーン】
2022/04/24
2022年4月24日に伝えたいこと
2013年4月24日 バングラデシュ ダッカで起きた悲劇から9年
1000人以上の死傷者が発生したラナプラザ事件
毎年、この日にBlogを書くようにしている。
この事件がなければ、今の事業活動をする事はなかっただろう!
今までと何も変わらず、大量生産・大量廃棄、そして薄利多売
なんの疑いもなく推し進めていたかもしれない。
事件以降、現地の働く環境は大きく変わりました。
この事件も取り上げられている映画作品 『The true cost』
映画に描かれるストーリーの1部分は、
もうすでに過去のものとなった問題もあれば、現在進行形のものもあります。
以前、私が書いたブログでは、
『1人の消費者としても、企業のミッションとしても、なんの罪悪感もなく、安さを求めていました。
それは紛れもなく、自分だけ、自分たちだけがよければいいと言う考え方
しかし
この事件をきっかけにマインドが大きく変わりました。安さと言う価値観に魅了され、一喜一憂する裏側にある犠牲を見たからです。』
と書いています。
これも間違いなく、本音なのですが、もう一つ、付け加えるならば、周りの変化にも大きな影響を受けました。
バングラデシュには、世界中から安さを求め、この地にたどり着いた人が多くいました。
私もその一人です。
しかしこの事件以降、欧米の企業、そして個人が大きくサステナブルにマインドシフトしました。
この事件以降も変わらない日本企業、そして私
そこに対する引け目と変わらなくてはいけないという焦りがありました。
しかしこの時代、この事件すら知らない。サステナブルと言う概念すら存在しなかった日本
このままではいけないという焦り…
結果的に私は、企業と言う組織の中で、この焦りをうまく説明する事が出来ず、自分自身で事業活動を起こすことになります。
それでも事件が発生してから3年以上も行動に移せませんでした。
時は流れ、ここ5年ほどで
エコやエシカル、サスティナブルといった言葉が多く聞かれるようになり、新素材や新技術も次々に開発されています。
しかし
製造現場での実態もエコ、エシカル、サステナブルと言う言葉にふさわしい環境になっているのかというと…
過去のブログでも書きましたが、実際には、素材にばかり着目し、作る側の労働環境はおろそかになっています。
『地球にやさしく、そして未来の子供のために』 とても大切な思いです。
しかしながら、社員の働く環境や取引先との関係性など、もっとも身近な人たちのことを大切にできないのに、地球にやさしくという言葉は果たして本物なのでしょか?
もし地球にやさしくという事が成立しているなら(身近な人を犠牲にして)という注釈が必要になるでしょう。
私には、地球規模で、何かを変えられる力はないかもしれません。
地球にやさしくはできないかもしれません。
しかし、身近な人との関係性は見直す事はできます。
その関係性の見直しが連鎖すれば、地球規模で、大きな変化を及ぼすことができると思っています。
生命の命が奪う 誰しもこのことについてNOと言うでしょう。
戦争反対 誰しもそう声を上げるでしょう。
しかし私たちの日常の行動は、それに伴った行動をしているのでしょうか?
遠くの誰か?や未来の誰か?に負担や犠牲を負わせるだけじゃなく、身近な誰か?にも負担や犠牲を負わせていないでしょうか?
地球規模の目標も大切です。
ですが、
地に足つけて、身近な人にやさしく
その連鎖さが、地球にやさしくに繋がる。
私は、遠くの誰か犠牲と未来の誰かへの配慮
それこそが、社会を変える鍵だと思ってきました。
今も間違いだとは思っていません。
でももっと簡単な事は、身近な人への配慮
これならもっと簡単で、想像しやすくないでしょうか?
身近な人へのやさしさで、世界を繋いでみませんか?
それが
2022年4月24に伝えたいことです。
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