【アップサイクル不要論】 アップサイクルよ!早くなくなれ。【アップサイクルヤーンiTTo 世界で唯一のリアルTシャツヤーン】
2022/08/07
【アップサイクル不要論】
アップサイクルよ!早くなくなれ。
2017年
日本では、まだ言葉の認知も低かったアップサイクルと言う哲学を通して、繊維廃棄問題解決に向けたアップサイクルブランド『iTTo』と立ち上げた。
数少ないアップサイクルを実践するアクテイビスト
そのメンバーとの合言葉は『早く!アップサイクルする必要のない社会』にすること
「早くアップサイクルする必要のない社会なれー」と言うのが、初期の頃のメンバーの合言葉
アップサイクルは社会課題解決の為の手段
「アップサイクル盛り上がれー」と言うのは、課題を置き去りにした一過性ブームを作っているだけ
本質を見失わず、歩幅の狭い一歩を着実に前に進む
— Makoto Kajihara/製麺所跡地「めんろじ」よりアップサイクルを発信 (@WAcKA0113) August 6, 2022
あくまでアップサイクルは、課題解決の為の1つの手段
『アップサイクルは目的ではなく、手段』
だから個人的には、『アップサイクル盛り上げれー』という風潮にはなじめない。
入り口としてアップサイクルは『楽しそー』『かわいい』 『かっこいい』という喜びや楽しみの
感情は必要です。
でもしっかりその先にある課題の対する怒りや悲しもの感情も必要だと思います。
アップサイクルし続ける事は、いつまでも課題が解決していないとも言えます。
解決にも表面解決と根本解決があります。
喜びや楽しみは、課題解決のきっかけを作る必要な動機付けだと思います。
私たちも廃棄される新品Tシャツを手芸糸にアップサイクルする事で、『編み物を楽しむ』ことで、
社会課題を知るきっかけを作っています。
そして少なからず、繊維廃棄量は、軽減できます。
しかしこれだけでは、課題解決する事はありません。
生み出される原因の元を絶たなければ、改善も解決もすることはありません。
ではその原因の元はどこにあるのでしょうか?
大量生産する企業が悪いのでしょうか?
答えは、私たち自身にあると思います。
低価格で、大量に欲しいと言う消費欲求
身体や地球にやさしくない商品や生産者に負荷が掛かる商品でも安く手に入ればOK
そしてそれらを短期間で、手放す。この繰り返しこそが原因です。
アップサイクルは、廃棄される運命のものを元の価値より高めて活用する。だけではなく、
これらのメッセージを伝えなくてはなりません。
実際に私たちが住む町でもゴミ問題は深刻化しています。
我が街の事
知らなかった。
あと7年でゴミ処理場が満杯になる事それを26年に延命する為に25億もかけている事
技術やインフラで解決する事も大切だけど、そもそも生み出すゴミを減らすと言う根本解決に努めないとって思う https://t.co/xm7gvseFFy
— Makoto Kajihara/製麺所跡地「めんろじ」よりアップサイクルを発信 (@WAcKA0113) July 30, 2022
この現状を見れば、気候変動や労働問題という以前に自分の身近な話題として自分事と捉えやすいですし、根本的にゴミの量を減らさなくてはならないことを実感して頂けると思います。
「そんな仕事あったんだ」みたいなね。
僕たちの仕事がなくなることを目指して、これからも活動していきましょう。
そう語り合ったのが、2017年のこと
リユースTシャツを囲み、対談しました
今もその気持ちは変わらず、アップサイクルを続けています。
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