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無関心の壁を越えるために! ~行動のプレッシャーが社会課題への関心を奪っていないか?~

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無関心の壁を越えるために! ~行動のプレッシャーが社会課題への関心を奪っていないか?~

無関心の壁を越えるために! ~行動のプレッシャーが社会課題への関心を奪っていないか?~

2025/06/30

無関心の壁を越えるために!


~行動のプレッシャーが社会課題への関心を奪っていないか?~



社会課題に関心を持つこと。

それは、とても小さな一歩でありながら、実はとても大きな意味を持つ行動

 


しかし現実には

その一歩すら踏み出せず、無関心でいることを選ぶ人が多い

 


なぜか?

私自身、

社会問題や人権問題に関わるなかで、何度もこの「壁」にぶち当たってきました。

 


それは、「知ったら最後、行動を求められるのではないか」という無言のプレッシャー

そして求められる自分自身の背景

 

 

私自身が、社会課題に関心を持ち始めたのは、バングラデシュに駐在した事がきっかけ

 

 

現地での経験という背景

 

これこそが動機付けなのですが...

 

 

現地での過酷な労働環境や着られもしない服が低価格でたくさん作られ、たくさん捨てられていく...

 

そんな現状を知ってほしい

 

むしろ現地で見たことを現地に行く事ができない人にも伝える必要があると勝手な使命感に駆られていました。

 

ところが...

 

 社会課題に対して向き合う度合いが強く、熱意があるが故に
「行ったことも、見たこともない、現地の状況を知らない人間が、課題認識など持てるはずがない」という意見の方も多くいらっしゃいます。

 

そして求める成果

 

 

      現体験のない人間は関心を持つべきではない

 

 

なんとなくそんな空気が漂っています。
 

それこそが今回語りたい「無関心の壁」なのです。

 

 

確かに途上国に行って1日、2日滞在して、すべてを語る人には疑問を感じますし、そういったツアー企画自体は現地の人にとって迷惑以外のなにものでもない気が.しますが..

 

しかし
関心を持つことは悪い事ではないと思います。

 

 


「知ること」が生む心の負担

人はある社会問題について知ると、必ず自分の中で「自分はどうすればいいんだろう?」と問いが生まれます。


例えば

劣悪な労働環境で作られた衣服を着ているかもしれない。
環境破壊に加担する企業の商品を日常的に買っているかもしれない

 


そんな事実を知ってしまうと、「このままでいていいのか?」
というモヤモヤが生まれます。

このモヤモヤがきっかけで、行動する人もいます。


でも一方で、
「知れば知るほど、自分が無力に思えて苦しくなる」
「何もできない自分に罪悪感だけが残る」と感じ、

あえて距離を置いてしまう人も少なくありません。
 

  

「関心を持つこと」がすでに大きな行動

社会課題に取り組む人たちは、どうしても「もっと多くの人に行動してほしい」と願います。


署名してほしい。
寄付してほしい。
SNSでシェアしてほしい。
イベントに参加してほしい。

その気持ちは当然です。
課題解決には、多くの人の力が必要だからです。

 


しかし、気をつけなければならないのは、
「行動しないことは悪だ」
「知らないふりをする人は加害者だ」
という空気感が強くなりすぎることです。

この空気は、逆に人々を社会課題から遠ざけてしまうような気がします。

 

 

無力感に更に罪悪感が加算されていきます。



「関心を持った瞬間に、供与を求められる」心理的負担

特に人権問題や労働搾取などのテーマでは、
「あなたもこの問題に加担しているんですよ」
「行動しないことは、沈黙による同意ですよ」
というような強い言葉が飛び交う場面もあります。

もちろん、それが必要な時もあります。
しかし、初めてその問題に触れた人にとっては、
「じゃあ、私は何をすれば許されるの?」という、

まるで“罪滅ぼしの義務感”のような重圧に変わってしまうのです。



この「知った瞬間に何かを差し出さなければならない」という空気が、
結果的に社会課題への関心そのものを遠ざけてしまっている。
これは私自身、強く感じている課題です。

 

 

           無力感、罪悪感に更に義務感が加算

 

 

団体によっては

寄付やボランティアを強要してくるところもあります...

 

 

過去のブログにも 大儀のやりがい搾取 というタイトルで、ブログを書き、大変好評頂きました。

 

 

こういった「無力感、罪悪感、義務感」がまた新たな社会問題を生み出します。

 



最初の一歩は「知るだけでも大丈夫」と伝えること

社会課題に関わる人たちに、いま一度問いかけたいのは、
「“まずは知ってもらうこと”にもっと価値を置いていいのではないか?」
ということです。



知るだけでも十分に意味がある。
知らないまま通り過ぎるより、少しでも関心を持ってくれたことをまずは歓迎し、
「ありがとう」と伝える。


それが次のアクションへの入口になるはずです。



         関心を持つ→理解する→自分なりの小さな行動

 


この段階を踏むことが、長い目で見て一番確実で、持続可能な社会変化につながると思います。



「無関心の壁」を作ってしまっていないか?

社会課題を発信する側は、つい「もっと行動してほしい」と焦ってしまいます。
でもその焦りが、結果として「無関心の壁」をさらに高くしてしまっていることもある。

 

正義感が強くなればなるほど、過激派化してしまいます。

「日本は終わっている」
「バカばっかりだ」

 

と声を荒げます。

そんな人の言うことに関心を持って耳を傾けたいでしょうか?

 

 

自分の主張を押し通すけど、他人の主張を拒絶する人に賛同者は増えるでしょうか?

 


特にSNS時代、言葉は強くなりがちです。
正しさをぶつけることで、相手を黙らせてしまうこともあります。

まずは「知ること」にハードルを感じさせない空気を作ること。
そして次の行動は、その人自身のペースでいいんだよ、と伝えること。

 


それが、無関心の壁を越えるために必要な“関与のデザイン”ではないかと思います。


私たちが目指すべきは、「正しい人」を増やすことではなく、「関心を持つ人」を増やすこと。


そのために、もっと優しく、もっと長い目で、社会課題に向き合っていきたい。
そう、強く感じています。

 

 

 世の中、すぐに良くなれば、良いですが、そんなに簡単ではありません。

立ちはだかる壁を作るより、一人でも多くの人が関心を持って貰えるハードルの低い壁を持つことが必要です。

 

もちろん成果や還元を求めない。

 

むしろ成果や還元を求めるような社会活動に疑問を持った方が良いかもしれません。

 

 

関心の目を摘むような行動は私自身も注意するよう心がけます。

 

 

 

もうすぐ選挙が始まります。

 

実は

投票率の低さも、同じ構造の一部ではないか?と考えています。

この「無関心の壁」は、選挙への投票率の低さとも深くつながっているように感じます。

「どうせ自分一人が投票しても何も変わらない」
「政治のことはよくわからない」
「投票するなら、ちゃんと政策を勉強しないといけない気がする」
「無知なまま投票するのは無責任なんじゃないか」



こうした思い込みが、多くの人に“投票しない理由”を与えてしまっています。



本来、投票とは「完全に理解した人」だけに与えられた権利ではありません。


「今、分かる範囲で」「少しでもマシだと思う選択をする」


それでも十分意味がある行動だと思います。

 


でも、「ちゃんと勉強しなきゃ」「詳しくないなら黙っていた方がいい」という空気が、投票へのハードルを無駄に高くしている。

 

 

         社会問題への関心が薄れるのと同じ構造

 

 

また自分の政治に対する意見を言うと

「わかっていない」

「勉強不足」

「情弱」だと罵られるのではないか? 

 

そんな恐怖心から政治的な発言を封じ込めているのかもしれません。

 

 

 

 

ぶっちゃけ立候補している人達ですら、完璧ではないですし、欠落している人も多いと思います。

 

なのになぜ投票する側が完璧である必要があるのか?
そのぐらいの気持ちで挑めばよいと思っています。

 

ここでも「正しい人」を増やすのではなく、「関心のある人」を増やす方を優先にすべきだと思います。

 

 

社会課題も、政治も、投票も。
どれも「少しずつでも関わる人」が増えないと変わりません。
でも、焦りから生まれる強い言葉や、過剰な正義感が、「知らないほうが楽だ」という人を増やしてしまっていないか?


私たちはそのことにもっと敏感であるべきだと思います。

まずは「知るだけでも大丈夫」
次に「自分なりの小さな一歩でいい」
そして「いつかもっと関わりたいと思える日が来るかもしれない」

そういう寛容な“関与のデザイン”が、いま、社会にも、政治にも、必要なのではないでしょうか?

 

 

 〜@wacka_upcycle
バングラデシュやベトナムでの体験や
繊維産業や社会福祉と関わりながら、感じた事を発信しています。
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