Tシャツヤーン　ロシアヤーン　編み方　綿100％　編みやすさの秘訣

 

有難い事にiTTo ﾔｰﾝは編みやすいと多くの声を頂いております。

今回はその中でもiTTo 椿に特化してその編みやすさの秘訣を公開致します。
Tシャツヤーン iTTo 椿　お客さまからの声はこちらより

 

日本で廃棄Tシャツよりアップサイクルされた
日本製Tシャツヤーン iTTo 和/染については
また別の機会にその秘訣を公開したいと思います。

 

バックやポーチなど持ちモノ用途として使用される事の多いTシャツヤーン

持ちモノとして使用する場合、軽量化は必須条件です。

 

いくら素敵でかわいいバックやポーチでも重いと使用するには不便で
活用の幅を狭めます。

 

軽くて持ちやすいバック、ポーチは
「作る側としても」、「使う側としても」願いたいところです。

 

しかしこの軽量化
度を越してしまうとただ軽いだけになってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画像ですと伝えるのが難しいのですが、
軽量化だけ図った糸の場合、表面の生地に隙間が多くガーゼや包帯の様な
生地状態になります。

一方
iTTo 椿は編目がよりきめ細かに詰まっており、生地の隙間があまりありません。

触るとその差は明らかでiTTo 椿の方がより表面感がツルとしていて滑らかです。

 

表面感がツルっとしている。
つまり編む際も滑りが良く編みやすくなります。

 

 

 

 

こちらはTシャツヤーンを形成する生地の編み組織をズームにした図です。

 

 

 

 

 

 

ひとつひとつのループ目が大きければ大きいほど軽量化を図れます。
また使用する糸量も少なく済み、編み時間も短縮される為、コスト削減にも
繋がります。

 

メリットが多い様な気がしますが、
編目が大きくなれば大きくなるほど生地は安定せず、

①作品がしっかりしない。
②斜行の原因に繋がる。
③生地が歪んで編みずらい
④糸の滑りが悪い

などなどデメリットも多く存在します。

 

ここで問題です。
下記の画像の一方がiTTo 椿、もう一方は一般的なロシアヤーン

どちらがiTTo 椿でしょうか？

 

 

 

 

 

 

 

 

答えは上の赤い糸がiTTo 椿です。

糸の膨らみに差があるのをご確認頂く事ができるでしょうか？

 

こちらの2種類の糸を同じ編み手さんに編んで頂き、同じ商品を
作って頂きましたが、

編み心地、商品の仕上がり共にまったく別物だったようです。

 

皆さんならどちらの糸をお選びになられますか？

 

軽量で編みやすく、綺麗に仕上がるiTTo 椿はこちらより
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Tｼｬﾂを愛し、Tシャツに愛された男
繊維業界に長年勤め、
ﾊﾞﾝｸﾞﾗﾃﾞｯｼｭやﾍﾞﾄﾅﾑ駐在を経て、
環境問題や社会問題に関心を持ち、
現在の活動をスタート。
マスプロダクションと安さ依存からの脱却を
アップサイクルを通して実現を目指す。