Tｼｬﾂﾔｰﾝ編み会を開催する理由

 

 

WAｃKAでは自主主催を含め、
6月度も８か所でTｼｬﾂﾔｰﾝ編み会やﾜｰｸｼｮｯﾌﾟを開催させて頂きました。

 

 

 

WAｃKAでは自主主催の他にも
・ﾜｰｸｼｮｯﾌﾟへの糸の提供
　(糸代＋交通費で近郊であれば糸をお持ちします）
・百貨店やデパートなどから企画を含めてオファー
・学校などからの環境教育も含めた依頼
などなど様々な形で編み物会やワークショップを開催させて頂いております。

 

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私たちWAｃKAが編み物会やワークショップを開催する目的や理由は
いくつかあります。
もちろん糸を販売して収益を上げる事も目的であるのは間違いありませんが、
それ以上に大切にしているものがあります。

 

ストーリーを正確に伝える

 

Tｼｬﾂﾔｰﾝに限らず、衣料品や食料品その他日本で販売されている商品は
年々、商品の良さも悪さも正確に伝わりづらくなっています。

そもそも
どこで？だれが？なにから？作ったものなのか？
知ってて売る人/知ってて買う人が減っているのが現状ではないでしょうか？

SNSなどの普及により見栄え、見た目と言う観点で商品の魅力を引き出す
画像が購買の動機づけとなり、そこに低価格と言う要素が加わり購買決定に
至るケースが多いかと思います。

私たちは
編みやすい、軽い、綺麗に仕上がると言った商品の質に関する事はもちろん
商品ができるまでにどこで？だれが？なにから作ったものなのか？と言う
商品のストーリまでお伝えする事を心掛けています。

もちろんのブログを通してもお伝えしますが、できれば直接このメッセージを
伝えたいと言う思いで開催しています。

もし仮に商品映えする価格的に魅力的な商品が
劣悪な環境で、学校に行けない子供たちが、環境に影響を与える方法で
作った商品であれば安くても手に取らない消費の仕方を選択したい。

 

世代を越えたコミュニティー作り

 

様々に理由で人間関係が気薄になっています。
同じ地域で住んでいても顔さえ知らない、しゃべった事がない。と言うのが
現状ではないでしょうか？
特にそれが世代を超えると状況は更に悪化し、共生社会とは程遠い状況です。

私たちは編み物と言うツールを通して様々な世代間の交流の場を提供
できれば良いと考えています。

世代間だけではなく、国籍、性別、宗教や障害のあるなし関わらず、
多様性を受け入れた空間づくりを目指しています。

おしゃべりだけ、ランチを食べるだけと言う方も参加頂いています。
もちろん編み物が初めてだと言う方もご参加頂いております。

 

また開催する場所は公民館や市の施設などではなく、
地域のカフェ、レストランやコミュニティースペースを利用させて頂いております。
その事で普段から皆さんが利用しやすく、集える空間を確保する事も大切だと
考えています。

 

 

 

 

 

アップサイクルを体感

 

安くて簡単にモノが手に入る時代
ほとんどの場合、その商品がどれだけ時間を掛けて作られたモノなのか？
わからず消費しています。

モノの価値を本当の意味で理解すると言うのは実際にモノづくりを
体験するのが一番の方法です。

 

特に子供達にはモノの大切さを理解してほしく、この体験をして貰う機会を
作っています。

 

そして不要になったものでもアイデア次第では活用し、新たな価値として
活用する事ができる体験をしてほしいと考えています。

 

使い捨てる時代から使い続ける時代に
そんな時代にシフトしてほしい。

 

 

WAｃKAでは目的が同じ方や団体、企業の方々とその輪を
ドンドン広げていきたいと思います。

なお
7月のイベント開催の詳細についてはこちらよりご確認下さい。