Tシャツヤーン 綿100% iTTo 染 Original と Soft typeの違い
2020/04/03
Tシャツヤーン 綿100% iTTo 染 Original と Soft typeの違い
お問い合わせが増えていますので、改めて
Tシャツヤーン iTTo 染 OriginalとSoft Type
の違いについて
Soft typeとOriginal
規格上、同じ約120mにしていますが、ご覧頂くとわかる通り、Soft Typeの方が
少し小さい巻きになります。
とは言え、Originalの方が相当大きいので、Soft typeでも一般的なロシアヤーンに比べ、一回り大きいです。
次に糸の太さですが、
ソフトタイプの方が少しだけ細いです。
また手触りは圧倒的にSoft typeの方がやわらく感じます。軽さも軽いです。
Original・・・約550-600g
Soft type・・・約450-500g
この差の違いは使用する生地(Tシャツ)そのもののに違いがあります。
ここからは少し専門的なお話になります。
わたしたちが生産するTシャツヤーンは本当にTシャツからアップサイクルしている世界で唯一のブランドです。
新古品のTシャツを回収し、作っている為、入荷タイミングによりTシャツの種類は様々です。
わたしたちが主に使用しているTシャツ生地は
Originalの場合→糸の太さ:17s-20s 生地の重さ:170g/㎡-210g/㎡
Soft typeの場合→糸の太さ:30s 生地の重さ:130g/-150g/㎡
両方とも綿 100%です。
糸の太さは番号が小さい方が糸が太く、番号が大きくなればなるほど細くなります。
OriginalとSoft typeではOriginalの方が太い糸も使用している事になります。
*数字の後についているsはsingleのsで単糸だと言う意味です。
単糸と言うの位は1本の糸をより合わせて作られた糸なのですが、それに対し、双糸と呼ばれる糸があり、これは2本の糸を撚り合わせて作られている為、斜行しずらく、強度が強い糸になります。
通常、糸の撚りは右or左どちらか一方に撚り合わせている為、斜行しやすい傾向にあり、比較的高級な衣料品には双糸が使われている事が多いです。
余談ですが、当然、双糸の方が工程が多い為、糸年も高いです。20年程前は当たり前の様に双糸が使われていましたが、近年の低価格化により、単糸が主流になっています。
次に生地の重さですが、
一般的には1平米辺り何gなのかと言うのが指標になります。
この場合、originalの方が1平米辺りでは重い生地を使用している事になります。
*一般的なロシアヤーンでは130g/㎡以下の生地を使用している場合が多いと思います。
より軽い生地を使用すれば、より軽く仕上がるので良いのでは…?と
思われるかも知れませんが…
着用するTシャツで考えた場合、生地が薄ければ、着用に軽量だし、清涼感も感じる一方で、透け感やシワ、耐久性や歪みなどデメリットも多いです。
当然、このデメリット部分はTシャツヤーンにした場合でも伴います。
この件についてはこちらのBlog参照下さい。
同じ作家様にOriginalとSoft typeで同じ作品をお作り頂いた場合、全く違った個性の作品に仕上がると思います。
どちらもお勧めの商品ではありますが、好みにより、お好きなTypeが分かれると思います。
今のところ、originalの方をお使い下さっていた方の評価はやはりoriginalの方が高いと言うのが、ご意見です。
初めてお使いの方やTシャツヤーンは初心者と言う方にはSoft typeの方が良いかも知れません。糸の滑りが良く、編みやすいかと思います。
お値段は少しSoft typeの方が安いので、是非、編み比べて頂ければと思います。
Original→こちらより
Soft Type→こちらより
皆様のご来店、お待ちしております。
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