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~共に生きる。持続可能な社会へ~ 都内小学校で授業をさせて頂きました。

~共に生きる。持続可能な社会へ~ 都内小学校で授業をさせて頂きました。

2020/12/24

~共に生きる。持続可能な社会へ~ 
     都内小学校で授業をさせて頂きました。

 

 

  先日、都内小学校にお招き頂き、

 

共に生きる。~持続可能な社会~

~服と私たちの暮らしの繋がり~

 

をテーマにゲストティーチャーとして6年生 家庭科の授業をさせて頂きました。

 

まず初めにこのような機会を授けて下さった先生に心よりお礼を申し上げたいです。 
有難うございました。

 

 

私がこのような場でお伝えしたいこと、それは消費の力です。

 

 

と言っても無用な消費拡大をすることで経済成長して行くと事ではなく、意味のある消費行動に変えていくと言う事です。

 

これまでの私たちは、どこで?だれが?どのようにして?作られた物なのか?を知る事もなく、デザインや色、そして価格と言う云わば外観だけで判断をし、大量消費してきました。
またそれらの商品やサービスを取り扱うブランドや企業がどこに向かっているのか?関心もなく消費してきました。

 

それは衣料品に留まらず、食に関しても同じです。

 

ある飲食店を経営されている方が
『私たちは食材を提供下さる生産者様がいなければ成り立たない。常に食材と生産者様に感謝し、私たちは調理と言う方法を使って、その思いを消費者に届けているだけに過ぎない』

 

またとある経営者は
『私たちがおいしく調理する事で食材が生かされ、生産者は生活ができている。私たちに感謝し、安く提供するべきだ』

 

 

皆さんならどちらのレストランに行きたいでしょうか?

 

 

欧米ではすでにこの価格を含めた見た目による消費選択ではなく、トレーサビリティーやサステナビリティーを重視し、企業の社会的価値が消費選択の要素になり始めています。 

 

まさに買い物は投票の時代に突入しています。

 

 

価格を含めた見た目で判断された消費のすべては消耗品となり、簡単に捨てられ、大量廃棄が作る責任・使う責任が果たされぬまま月日を重ねることになります。

 

 

SDGsの観点から見た場合

・遠くの誰か?を傷つけていないか?
・未来の誰か?に負担を負わせていないか?

 

この2点が大切なポイントだと考えています。

 

 

私たちはどこ産の商品か?を確認する事が出来ても、その商品に使用されている素材の由来を知る術はありません。
おそらく生産している側でも把握していない場合が多いでしょう。

 

これはトレーサビリティーと言う概念の欠如

 

 

将来に向けたサステナビリティーの追及には、過去に遡るトレーサビリティーは必要不可欠な概念です。

 

 

私たちの消費の在り方がかわるれば世界は大きく変わります。

 

 

私たちは一人の消費者でありながら、一人の生産者でもあります。
  *生産者(経営者や従業員、パートやバイトを含む、すべての働く人)

 消費者の立場・・・できるだけ安く買いたい
 生産者の立場・・・できるだけ高く売りたい=収入・所得を上げたい

 

これは一人の人間が願う願いとしては実現不可能な事です。

 

         あなたの消費は、私の収入
        私の消費は、あなたの収入

 

     安さを求める事はあなた自身の収入を下げることを受け入れることになります。

 

また売れないから安く売る。これほど罪な思考はありません。

 

 特に日本よりも発展途上国で仕入れた商品を仕入れ価格に数%の利益を載せて販売する行為は日本を後進国化・現地価格化をさせる深刻な行為だと理解してほしい。これらの商品を喜んで消費するほど危険な事はありません。

 

 日本で販売する上での適正価格で販売できない商品は世の中に必要のないものです。
必要のないものを低価格で訴求する。これこそが大量廃棄を生み出す原因に他なりません。

 

 今まさに物質な豊かさを求める事より心の豊かさを求める事を重要視した時代に移り変わっています。

 

・遠くの誰か?を傷つけていないか?
・未来の誰か?に負担を負わせていないか?

 

この二つを常に意識した消費活動が社会を!世界を!大きく変える力だと信じています。

 

 授業をさせて頂いた小学校の生徒全員からメッセージを受け取りました。

 

 

 受け取ったメッセージを見て、消費活動が大きく変わると確信致しました。

 

子供は理解しています。
自分たちの選ぶ選択で世界が変わることを…

 

大人も負けずに変わる時だと思います。

 

消費の力で世界を変えましょう。

 

 

 

日本人がほとんど知らない労働搾取と言う現実

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