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すべてが当たり前だと言う前提を疑う事から始める

すべてが当たり前だと言う前提を疑う事から始める

2020/03/08

すべてが当たり前だと言う前提を疑う事から始める

 

 

バングラデッシュやベトナムで生活し、東南アジアやインドを行き着きしていた時代が5年ほど続きました。

 

先進国、日本で便利な暮らしをしていた為、

停電が頻繁に起こる
ネットが断絶する
水か出ない
お湯が出ない
トイレがすぐ詰まる
コンビニがない
自動販売機がない
ヤモリと同居が当たり前
異様に蚊が多い
虫が大体巨大

挙げればきりがない程、不便な事が多い
住んで居たい住居に屋上から誰から侵入した形跡  盗難、スリや空き巣も日常的

 

 

それに加え、
交通機関が時間どおりにこない
慢性的な渋滞

交通ルールも信号もない道路、常に渋滞

車の故障も当たり前

 

更には
約束を守らい
時間を守らい

 

人気番組が始まるとサービスそっちのけでテレビに夢中

 

日本では当たり前の事が当たり前じゃない。

そんな暮らしに当初は戸惑い、困惑し、ストレスを感じていましたが、

いつしか
そのストレスもなくなり、その常識当たり前を受け入れる事ができた時、ストレスを感じないどころか

今日は停電にならなかった。
今日はお湯が出た。
今日は渋滞が少しましだった。

 

ほんの些細な事でも喜びに変わり、感謝の気持ちが増す。

 

日本では当たり前の事なのですが…

 

大らかな気持ちと心の許容が大きくなった気分でした。

 

 

一方でたまに日本へ帰国すると異様に感じるストレス

 

現地空港にいるまではまったく感じないのですが、日本向け路線に乗り、日本人が増えると感じるストレス

成田、羽田に到着すると更にます緊張感

空港から自宅まで乗車する電車の中ではすでに気絶寸前の状態

時間どおり正確に到着した電車なのに、なぜか?ストレスを感じてします。

 

そして日本に帰任して4年以上経つ今でも感じるストレス。

 

一体、この原因は何なのか?

 

便利で何不自由なく暮らせる環境で感じるストレス

 

この答えをこの4年間、
原因究明できませんでしたが、ようやく応えに辿りつきそうです。

 

昨年、2019年9月に千葉県で発生した二度の台風による被害

インフラが奪われ、街から水や食料がなくなりました。

 

そして今、
コロナウィルスの影響により、経済がストップ
世の中からマスク、ティッシュが消え、奪い合いが起こったり、必要以上の高値で販売する人なども現れます。

 

多くの人達がこの状況に苛立ち、どこに怒りをぶつける事も出来ず、日々、悶々と暮らすしかありません。

 

私はこの状況を見て、
便利になに不自由なく暮らせる日本のストレス性の原因を見た気がします。

 

日本ではすべてが当たり前の状況

 

日々の暮らしの中で
慢性的に停電が起こったり、ネットが断絶されたり、水やガスが使用できない状況は
有事の際にしか?発生しません。

 

必要なモノを安価にいつでも手に入れる事ができる。

 

つまり当たり前になっています。

 

当たり前の事が当たり前にできない時

人生が引き算方式になる。

 

逆に後進国での生活は
当たり前の事が当たり前じゃない。
結果的に上手くいくとプラスに感じる。

人生が足し算方式になっている

 

当たり前の事が当たり前にできない=ストレス

当たり前じゃない事がうまくいく=感謝

 

私たちはとても恵まれている。
この事が前提条件から外れてしまっているからこそ

少しのミスや失敗、そして欠落に対して異常なほどストレスや怒りを感じる。

集中豪雨による洪水も珍しい事ではありません。

 

暴風による倒木、そしてそれによる停電は日常的
そして更なる交通状態

東南アジアからの帰国便は早朝、日本に着く事が多く、通勤ラッシュと重なる事が多いのですが、大きなスーツケースを持って乗車するとあからさまに嫌な顔をされます。

 

私は昔から日本人離れした顔だと言われていて、大きなスーツケースを持っていると外国人観光客に間違えられる事があります。

何度も経験してますが、
日本人サラリーマンに「観光客が通勤ラッシュの電車になってくるなよ!」と独り言をささやかれたり、舌打ちをされたりと…

 

日本に帰ってくると感じるストレスは自分自身が感じる以前にストレスを抱えた多くの方がいる空間の中でストレスに包まれた空気感から感じるストレスだったのだと思います。

 

私たちが感じるストレス
それは上手くいく事が前提の世の中だからこそ発生するストレスなのだと思います。

 

当たり前に手に入るモノが、入手困難になれば、混乱と不安が生じ、買い占める。
まさに今のトイレットペーパーがその典型だと思います。

 

貧乏とは、
少ししか持っていない事ではなく、欲をかいて「もっと、もっと」と欲しがる事です。

つまり心が貧しい状態の事だと思います。

 

モノやお金は人を幸せにする事はありません。
幸せは心のあり方そのもので決まります。

 

人生を足し算方式にする為には
今ある当たり前や常識がとても恵まれた状態であると言う事を自覚する事だと思います。

 

そしてモノや金を満たしたところで心は満たされる事がない。と言う事

だからこそ不足しているモノがあれば、奪い合ってでも手に入れたいと言う欲が生まれるのだと思います。

 

こう言う時にこそ、
分け合い、助け合えるのが心が満たされた状態だと思います。

 

心が満たされた状態
これこそがエシカルなライフスタイルだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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