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世界環境Day 生活に身近な衣料品の影響について考えてみよう!!

世界環境Day 生活に身近な衣料品の影響について考えてみよう!!

2020/06/05

世界環境Day 
生活に身近な衣料品の影響について考えてみよう!!

 

 

本日、6月5日は世界環境デー 、そして6月は環境月間

 

1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。国連では、日本の提案を受けて6月5日を「世界環境デー」と定めており、日本では「環境基本法」(平成5年)が「環境の日」を定めています。
 「環境基本法」は、事業者及び国民の間に広く環境の保全についての関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高めるという「環境の日」の趣旨を明らかにし、国、地方公共団体等において、この趣旨にふさわしい各種の行事等を実施することとしています。 引用元:環境省HP

 

折角、定められた日だから少し環境の事について考えてみては如何でしょうか?

 

コロナ禍の影響で世界的な外出規制や経済の自粛により、世界各地の大気汚染が改善され、遠くの景色まで見る事のできる澄み切った青空を見ていると経済的なダメージを考慮しなくてよいのであれば、この澄み切った空気をこれから先も維持したいと思われる方も多かったのでは、ないでしょうか?

 

 昨年、台風の被害を受けて地域の方々にとっては、これからの夏に向けての台風シーズンは少し恐怖心を感じる部分もあるかと思います。

 

 私の住む千葉県でも昨年、大きな被害を受けました。
もしこの先もコロナの影響が続き、台風の被害を受けたらどうなるのだろう!

 

台風だけではありません。 

もうすでに6月の時点で30℃を越える日も多く、今年も酷暑が予想されます。

 

もはや異常気象ではなく、通常気象になるつつある現状

 

これらは少なからず、
私たち人間が招いた問題であり、
そして
私たち人間にしか解決できない問題でもあります。

 

 私たちが選ぶ選択により、世界は!地球は!大きく変わります。

 

まずは私たちの身近なところから、変化をしていきませんか?

 

 

生活に身近な衣について考える

 

私たちは生まれた瞬間から、衣服に身を包み、生活しています。

しかし、私たちはその事について理解が浅い傾向にあります。

 

私たちにとって最も身近なアイテムが最も地球環境に悪影響を及ぼしている

 

その真実を知る事でライフスタイルを変えるきっかけとなるかも知れません。

 

 

海を汚すものとは?

 

海洋汚染と聞いて皆さんがイメージするもの

・ペットボトル
・ショッピングバック
・ストロー

 

 などなどプラスチック製品を思い浮かべると思います。

もちろんこれらも大きな問題があるのは事実です。

 

しかしあまり知られていない事実は

海洋マイクロプラスチック汚染の35%は繊維製品由来
だとされています。

 

*マイクロプラスチックとは・・・環境中に存在する微小なプラスチック粒子であり、
特に海洋汚染において大きな問題になっている。石油由来のプラスチック製品が発生源

私たちは毎日の生活で着用する衣類の内、実に60%以上は石油由来のポリエステルなどの化学繊維が占めています。

 

つまりより環境に負荷の掛る方を選択している事になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この資料は原料別の需要量の推移ですが、綿花や羊毛が横ばいなのに対し、
ポリエステルなどを含む化学繊維は急激に伸びています。

1995年~2020年までの25年間で倍増しています。

 

日本の衣料品供給量は

1990年→16億着
2020年→40億着

 

供給される衣料品の量もこの30年年間で倍増しており、増加したほとんどが化学繊維だと言えます。

 

また40億着の内、10億着以上は新品のまま廃棄されている事から、環境汚染への影響のみならず、枯渇する地下資源である石油を無駄に使用し、廃棄している事にも繋がります。

 

海洋汚染への影響がまさか?自分たちが毎日着用している衣料品から排出されているとは?
と驚きの方も多いかと思います。

 

・衣類洗濯によるマイクロプラスチック流出量が恐ろしい事に!

・ポリエステルの服は洗濯だけではなく、着ているだけでも、マイクロプラスチックを放出している?

 

でもこららの問題ってつくる側の問題では? と言う疑問が上るかと思います。
使う側の消費者の問題ではないようね!と思われる方も多いかと…

 

 

世界で一番環境汚染に影響している日本の消費

 

 

中国やアメリカに比べるの人口の少ない日本

総体数で見れば、影響力が少ない様に見える環境汚染への影響

 

しかし…

日本人1人当たりの繊維廃棄量に伴う、二酸化炭素排出量は世界一

世界の平均からみても5倍はあると言われています。

 

つまり短期間、大量の衣料品を消費、短期間に大量に廃棄していると言えます。

 

生産のあり方だけではなく、消費のあり方にも問題があると言えます。

 

 

私たちにできる事

 

 私たちが毎日着用する衣料品と地球環境との密接な関係性はご理解頂けたと思います。

 冒頭で述べたように私たちが選ぶ選択によって未来は大きく変わります。

 

私たちが消費し、所有した瞬間を現在した場合、

 

過去・・・どこで?誰が?何から?作ったものなのか?
未来・・・どこへ?誰が?どのように?使われるのか?

 

過去~未来までのストーリーを理解した上で消費する事が望ましいと考えます。

 

もう少し詳しく説明すると

安全な場所で、労働負荷が掛らず、地球にやさしい方法で作られたと言う過去の物語りと…

 

使用後にリユース、リセール、リサイクルなどの再利用や素材に戻して循環させるサーキュラーエコノミが可能なものなのか?と言うこれからの物語り

 

過去~未来に渡る物語りにおいて、
苦しむ人や地球環境への負荷を与えない消費のあり方が、エシカルな消費と言えると思います。

 

 一年に一度、訪れる環境DAY、環境月間
小さな目標設定を立てて1年を振り返ってみたり、タンスの中身を見直してみたりしても楽しく取り組めるかもしれません。

 

 大きな力より、小さくても多くの力を!
1人で100歩前進より、100人で一歩前進!

 

 来年の同じ日に少しでも地球環境が改善されている事を願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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