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~真実はパラドックス~ 何を信じ、何を疑えば良いのか?試される判断力

~真実はパラドックス~ 何を信じ、何を疑えば良いのか?試される判断力

2022/12/05

~真実はパラドックス~ 
何を信じ、何を疑えば良いのか?試される判断力

 

様々な情報が飛び交う現代社会において、私たちは何を信じ、何を疑えば良いのか?

メディアの情報は正しい?
政治家の言うことは正しい?
学校の先生が言うことが正しい?
ネットで検索した情報は正しい?

 

アフガニスタンでお亡くなりになられた故・中村哲医師のお言葉

大人を信用しないこと。
大人たちがすることを丸呑みしてはいけない。
ニュースを鵜呑みにしてはいけない。
我々は自由のようで、本当は不自由であって、
限られた情報の中で生きているんだということを忘れずに、
本質は何かと、鋭くみていくことが大切ではないか。
我々年寄りはいずれ死んでいく。
この後始末をしなくちゃいけないのは君たちですから
もうちょっと世界を研ぎ澄まし目で見る目を、養って頂きたい。

 

まさにこの言葉が心理であり、最も重要な事

 

 海外との情報乖離と格差

 

私たちは、日本で見る日本語の情報を元に生活をしている。

 

 ベトナム、バングラデシュと言う2か国に住んでみて感じたことは
『真実はひとつ、解釈は無限』

ベトナムは、社会主義国
バングラデシュは、イスラム圏

そして私たち日本は、資本主義であり、民主主義国家 そして何より西側諸国と言う立ち位置にいる。

 

日本で生活しているとこのことに気づき辛い。

 

ある一つの事実に対し、立場や見方を変えれば、その解釈は無限

立場や見方が変われば、正義にも悪にも映る。

 

情報とは、都合のよいもの  
情報は真実すらも変える力がある。

 

そう感じた海外生活

 

 そして情報の乖離だけではなく、格差という懸念も…

 

先日、とある環境活動家の方のお話会に参加しました。

 普段から環境問題にアンテナを張っている立場からすると目新しい情報と言うよりかは、答え合わせのような感覚でお話を伺っていた。

 お話されている情報のほとんどの情報源が、英語

これはつまり、環境問題と言うキーワードでの話題が、日本で流通していないという裏付けではないかと感じた。

 

 更には、同じ立場でお話を聞いていた方々の反応の大半は、初めて聞いた『真新しい情報』として
捉えられている。

 

 環境問題への関心がどの程度のものなのか?気になり調べたところ、2019年6月に開催されたG20サミットに合わせ、行われた世界で問題視されている「マイクロプラスチック問題」に関する国際比較調査をG7各国の企業関係者700名を対象にした調査データーがありました。

【調査概要】
・調査タイトル :「マイクロプラスチック問題に関する国際比較調査」
・調査期間 :2019年4月25日~5月13日
・調査エリア :日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ
・調査対象者 :20代以上の企業関係者 各国700名
・その他 :構成比は小数点以下を四捨五入しているため、合計しても100とならない場合があります。
・調査方法 :インターネット調査

「あなたは環境問題にどの程度関心がありますか」の質問に対し、
「関心がある」と回答した人はG7全体では53.9%という結果となりました。
国別のランキングでは1位イタリア(77.0%)、2位フランス(69.0%)、3位イギリス・ドイツ(54.0%)、5位カナダ(50.0%)、6位アメリカ(48.0%)、7位日本(25.0%)となり、
日本は6位のアメリカと大きく差をつけて最下位となりました。上位のイタリア、フランスでは「まったく関心がない」と回答した人は0%と、環境問題への関心の高さが明らかになりました。
引用元:ウォータースタンド株式会社

 

 こちらは、2019年に行われた調査なので、3年経った現在、もう少し関心度は高まっている可能性があるが、いずれにしても低い水準と言える。

 

 以前、テレビの番組構成比率が、他国と比べ、ニュースの構成比率が低く、芸能情報比率が高いと言う記事を読んだことがある。(具体的な数字は忘れてしまいました)

 

 私たちは、自国のニュースや他国のニュースを目にする機会すら、世界全体からすると少ないと言う認識を持たないといけないのかもしれません。

 

 つまりは情報不足である。

 情報はアップデートされる。

 

 マイクロプラスチック
最近ではよく耳にする言葉ですが、10年前にこの言葉知っていた人は、少ないと思います。

 

 環境問題と言う観点で見れば、少し前までは、エコな台所用たわしと言えば、アクリルたわしが代表格でした。
 しかしその認識も現在では大きく変わり、むしろ環境へ悪影響を及ぼす商品と言われ始めています。

 

アクリルたわしはアクリルなのにマイクロプラスチックが発生しないのか?

 

またマイクロプラスチックが、洗濯により発生すると言う情報

衣類洗濯によるマイクロプラスチック流出量が恐ろしい事に!

更には、着ているだけでもマイクロプラスチックが発生する

ポリエステルの服は洗濯だけではなく、着ているだけでも、マイクロプラスチックを放出している?

 

このように情報と言うのは常にアップデートされています。

 

IPCC・・・気候変動に関する政府間パネルは、国際的な専門家でつくる、地球温暖化についての科学的な研究の収集、整理のための政府間機構

 

 1990年から2021年までに6回の報告書は発表されています。

 

温暖化と人間活動の影響について、この30年間で結論付けが大きく変化しています。

1990年の第一回報告書では、『気温上昇を生じさせるだろう』
1995年の第二回報告書では、『影響が全地球の気候に表れている』
2001年の第三回報告書では、『可能性が高い(66%)』
2007年の第四回報告書では、『可能性が高い(90%)』
2013年の第五回報告書では、『可能性が極めて高い(95%以上)』
2021年の第6回報告書では、 『疑う余地がない』

 

 このように研究や開発が進めば、これまでの認識と異なった見解が現れます。

いつまでも過去の認識に捉われているというのも危険なことかもしれません。

 

 

問われるのは判断力!

 

 研修者、学者や教授と言われる方々でも見解は様々です。

 

何が嘘で、何が真か?

 

決論から言うと最後は自分の判断だと思います。

 

研究者でもなければ、何者でもない一個人が、何かを信じるか?否かは最終的には自分の判断です。

そして判断をした時点で、自己責任

 

『判断を強いられた』となるから、人は無責任になる。

日本で生活している限り、自己判断ができます。
何かを強制させられたり、何か?ある特定の思想を強要されることはないはずです。
*一概にも言えませんが…

 

避けなくてはならないのは、『何をしゃべるか?』よりも『誰がしゃべるか?』で判断しないこと

 

私は、どちらかと言うと環境問題に積極的に取り組んでいる方だと思います。
しかし、環境問題に懐疑的な方の考えも聞き、環境問題は嘘だと主張する学者の方の研究にも関心を持ちます。

その上で、善悪を判断するのではなく、この部分は正しい。この部分は理解できない。と全否定ではなく、部分な判断をするようにしています。

 

 勧善懲悪は存在しない。

 

また特定の誰かが言っていることは全て正しいとも思いませんし、その逆もまた同じです。

 

 話す人ではなく、話す内容にフォーカスする。

 

その方が本来、自然ではないでしょうか?

 

 その考え方こそが平和な社会を構築する一つの方法ではないかと思っています。

 

 皆さんは、情報をどのように整理され、どのような判断をされていますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

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